Firefoxのトラブル:音がでない
トラブルの症状:音が出ない
Firefoxで音がでない(youtubeなど)というトラブルが突然発生しました。昨日までは、問題なく音が出ていたのですが、変な操作をしたとか、設定を変えたとか、原因について思い当たる節がありません。
問題の切り出し
他のブラウザー(Chrome)や、windows10のコントロールパネルの「サウンド」「再生」のテストをしたところ、音はきちんと出ますので、Firefoxの問題であることは特定できました。
しかし、Youtubeの音量コントロールや、Firefoxのタブの音量(ミュートのオン・オフ)も特には問題はありません(音量最大で、ミュートにはしていない)。
ネットで検索しても、該当する「原因」は発見できませんでした。
ただ、音量ミキサーがどうなっているのかが気になりました。
しかし、Windows10になってから、音量ミキサー自体がなくなっており(Firefoxではなく、OSの問題)、確認できません。
ただ、結果的には、これが突破点となりました。
音量ミキサー(EarTrumpet)の導入により解決
Windows 10には音量ミキサーがないので、外部ツールの「EarTrumpet」をインストールしました。
そして、「EarTrumpet」で表示される音量ミキサーを確認したところ、Firefoxの音量のみがミュートになっていましたので、ミュートを解除したところ、Firefoxでも音がでるようになり、問題が解決しました。
しかし、ブラウザの音量の管理の概念が
個別ページの音量設定(ex YoutubeならYoutubeの操作画面の音量設定)
Firefoxのタブ音の音量設定
Firefoxのアプリの音量設定(音量ミキサーで設定するが、Windows10には音量ミキサーがないので、設定画面にたどり着くには、EarTrumpetのような外部アプリが必要。)
となっていることを解明するには手間がかかりました。
Firefoxのヘルプもわかりづらく、解決まで2時間くらいかかってしまいました。
概念的には、
- OSの音量管理(ドライバーやOSの「サウンド」設定)
- アプリケーション毎の音量管理
- アプリケーション内部の音量管理(タブ毎の設定や、Firefoxの「オプション」の設定等)
- ホームページ内部における音量管理(Youtube等)
となっていますので、問題の切り出しも一つ一つ行っていけば解決できそうです。
Thinkpadの破損と保守
破損の状況
使用しているThinkpadの液晶にヒビが入ってしまいました。タッチパネルも使えなくなり、ショックです。
移動時には、耐衝撃のインナーケースに入れてそれなりに気を遣っていたので、原因は不明です。そもそも、そんなに持ち歩いていないのに。。。
幸い、Thinkpadの追加保守の契約(オンサイト修理+アクシデント・ダメージ・プロテクション+ハードディスク返却不要サービス)をしていたので、どこまで対応してもらえるのか、試してみようと思います。
過去にThinkpadの保守契約を利用したことが一度だけあります。そのときは、キーボードの不良でしたので、電話で問い合わせをしたら、即決で、キーボードを送ってもらって(1~2日で届いた)、自力交換して解決したことがあります。
液晶にヒビが入ったという破損は初めての経験ですので、ドキドキものですが、チャレンジした結果をレポしたいと思います。
Thinkpad X1 Extremeのレビュー
Thinkpad X1 Extremeを購入した最大の理由は、15インチ画面
Thinkpad X1 Extreme 購入した一番の理由は、画面のサイズが15インチだからです。
仕事で持ち運びをするノートパソコンではありますが、エクセルを使っている関係で、少しでも大きい画面が必要でした。
これまで、10年以上、ThinkPadのTシリーズの15インチのノートを使ってきました。おそらく、8台以上は使ってきたのではないかと思います。
ただ、15インチのTシリーズの重さは、2キロ後半あり、やや重ためです。
そのため、X1Carbonが発売されてからは、4種類ほど買って試してみました。
X1 Carbonは軽量さは申し分ないのですが、画面のサイズが14インチなところがネックで、結局のところ、仕事のメイン環境を移行することがついにできませんでした。
ただ、Tシリーズの15インチは、ACアダプターの含めると3キロ近くになります。もう若くないこともあり(苦笑)、持ち運ぶのがそろそろきつくなってきたのも事実です。
そこで、15インチのX1 Extremeを買うことにした次第です。
いいところ
X1 Extremeの一番いいところは、液晶です。画面のサイズが15インチであるところが最大のメリットです。発色もかなりいいと思います。
あとは、メモリとSSDのスロットがそれぞれ2個ずつあり、拡張が容易なところがよいです。X1 Carbonの場合は、購入後のメモリ増設はできませんので、購入後も2スロットまでメモリが増設できるX1 Extremeのアドバンテージは大きいです。
また、SSDも2スロットありますので、Raidを組むことも可能です。
微妙なところ
微妙なところはキーボードです。慣れの問題かもしれませんが、Thinkpad Tシリーズと比較すると、キータッチの感覚がかなり違っていて、まだなれていません。
後は、バッテリーの持ち時間です。
ビジネス用途(主に、マイクロソフトオフィス)で使う私としては、マシンパワーやグラフィックはX1 Carbonのままで、画面が15インチになって、バッテリーも15時間(1日分)以上持ってくれることが理想でした。
しかし、マシンパワーがある関係で、バッテリー時間はそれほどは長く持ちません。しかも、バッテリー内蔵ですから、交換することもできません。
X1 Extremeは、Pシリーズの性能を、X1 Carbon並の筐体に盛り込んだというコンセプトですので、やむを得ないのですが、私としては、不満です。
また、ノートにしては比較的高額なので、一番へたりやすい部品であるバッテリーの交換ができないということは、パソコンの寿命が短いということですので、その点では、微妙ですね。
指紋認証の制度も、いまのところはいまちです。比較対象は、Thinkpad T540pなのですが、T540pでは認証ができても、X1 Extremeでは認証が通らないということがよくあります。
指の状態(乾燥度合いなど)は同じ条件なので、違いが生じる原因が、ハードの問題なのかソフトの問題なのか、指紋の登録の仕方の問題なのか、特定には至っておりません。少なくとも、Thinkpad X1 Extremeの方が指紋認証の条件がシビアであるということはいえそうです。
悪いところ
悪いところは、Thunderboltドックにつないだ際の発熱です。
4Kモニターにつなぐために、Thunderbolt ドックにつないだところ、接続部分とその周辺のキーボードがものすごく熱くなります。これは、X1 Extremeの悪いところなのか、Thunderboltドックの悪いところなのか、原因の切り分けはできていませんが、マイナス評価ではあります。
そこで、やむを得ず、4Kモニターにつなぐ際には、USB3.0ドックでつなぐことにしました。USB3.0ドックであれば、発熱は許容範囲です。
USB3.0ドックですと、4K接続時のリフレッシュレートが30HZ(Thunderboltドックの場合は、4Kでも60HZ)になってしまうのですが、仕事用途の場合には支障がないので、妥協しました。
後は、将来の話ですが、キーボードを交換する必要が生じた際に、ヤフオクで、全然出物がないということです。X1 Carbonであれば、交換用キーボードがヤフオクで比較的安価に出回っていますが、X1 Extremeは、全く出品されていないようです。
数が出ていないので仕方がないとは思いますが、これは誤算でした(買った後に気がつきました。)。
Tシリーズを使っていたときは、キーボードががたついてきたときは、ヤフオクでキーボードを購入して換装していたのですが、X1 Extremeでは換装することは難しいそうです。
後は、バッテリーの交換が簡単にはできないところも、いまいちなところです。性能的には長く使えそうなのに、バッテリーがへたってしまうとそこがボトルネックになってしまいます。
参考になるレビュー記事
英語記事ですが、今のところ、一番詳しいレビュー記事です。
日本語のレビューでは、定番はこちら。
ペン入力のレビュー動画があるのが貴重です。私は、まだLenovo Pen Proを買ってませんが、買ってみたくなりました。
アスキーのレビュー記事です。
マイナビのレビュー記事です。
使用感についての感想が具体的で参考になります。
比較要素が明確でわかりやすいレビュー記事です。
開発者のインタビュー記事です。
PC Watchのレビュー記事です。
マックから移行された方のレビュー。
他にも、ネットで調べるとたくさんのレビュー記事があります。参考にさせて頂き、ありがとうございました。
https://syobon.jp/blog/2018/12/20/best-buy-thinkpad-x1-extreme/
ThinkPad X1 Extreme Core i7-8750HとGTX1050Tiパワー炸裂 動画編集で完パケまで | ThinkPad X240sを使い倒す シンクパッドのレビュー・カスタマイズ
Thinkpad X1 Extreme(Windows10)への移行時のトラブル対応
はじめに
年末年始を利用して、メインのノートパソコンをThinkpad X1 Extreme(Windows10 Pro)に移行してみました。
ただ、予想以上にトラブルが発生して、解決に手間取りましたので、備忘録を残したいと思います。
発生したトラブル
①ソフトのフォントがにじむ
具体的には、メールソフトのBeckyのフォントがにじむというトラブルが発生しました。フォントの種類を変えたり、Beckyのフォーラムを検索しましたが、解決方法がなかなか見つからず、苦労しました。
最終的には、こちらの方法で解決しました。
具体的には、当該アプリの「プロパティ」「互換性」「高DPI設定の変更」「高DPIスケール設定の上書き」で、「高いDPIスケールの動作を上書きします。」にチェックボックスを入れて、「拡大縮小の実行元」を「システム(拡張)」にするという対応★です。
Thinkpad X1 Extremeの液晶は4Kで設定しているのですが、高解像度で古いアプリだと、Windowsではフォントがにじむ、というトラブルが発生するようです。
フォントがにじむ場合は、ほかにもいくつか対応方法があるようですが、
Windows10で文字の表示が汚い(にじむ・ぼやける)場合の解消法 | 華麗なる機種変
Beckyでのフォントがにじむのを解決するには、上記の対応★しかありませんでした。
②Beckyの文字化け
Beckyの文字化けとは、通常は、文字のエンコーディングが原因です。ですので、普通は、Beckyのエンコーディングの設定を直せば直ります。
しかし、今回は、一筋縄ではいきませんでした。
Windows10に移行した際に文字化けしたのは一部のメールだけでした。文字のエンコーディングを変更したら一部のメールの文字化けは直るのですが、不可解なことに、どうしても直らない文字化けもありました。
そこで、まず、試したのは、こちらの方法でした。
「特定の条件により、Windows 10 で文字化けが発生する」
しかし、結局直りませんでした。
そこで、最終的にいろいろ試した結果、解決したのは、
・Beckyを削除して、再インストール
・再インストールする前に、レジストリからBeckyの情報を完全削除
するという方法でなんとか解決しました。参考にしたのは、こちらの書き込みです。
③プリンターのドライバーの表示がおかしい
プリンターのドライバーの表示がおかしくなり、ボックス部分が潰れて文字が読めないという症状が出ました。
Windowsのフォントの大きさを変えたり、解像度を変えたり、いろいろ試しましたが、うまくいきませんでした。
結局、プリンターのメーカーが異なるドライバーを提供していたので、「RPCS V4 Generic ドライバー」を使うことでなんとか解決しました。
ただ、この方法でも、Office 365のWordでは、文書の印刷をするときに印刷画面の表示が崩れることがあります。Windows10の問題なのか、Office365かは、特定できていません。
④エクスプローラーの動作が遅い
移行前のノート(Thinkpad T530、Windows7)の構成は、
CPU i5-3230M
メモリ 16GB
SSD 500GB(CT512MX)
でした。
移行後のThinkpad X1 Extreme(Windows 10Pro)の構成は、
CPU i7-8750H
メモリ 16GB
+1GB(WDS1000T2B0B、SATA)
です。マシンパワーは移行後のマシンの方が明らかに上回っています。
それなのに、移行後の方がWindowsの動作が、体感でもわかるほど、もっさりしていました。とりわけ、エクスプローラーのもっさりはひどかったです。
Windows 高速化の定番である「システムの詳細設定」「パフォーマンス」「視覚効果」「パフォーマンスを優先」にしていても、もっさりしていたので、原因がわかりません。
そこで、高速化のために試した方法は下記のとおりです。
Windows Searchの停止
バックグラウンドアプリの停止
エクスプローラーのもっさり感は多少改善して、許容範囲内にはなったのですが、マシンパワーがアップした割には、キビキビしていないので不満はやや残っています。
⑤ワードの段落の行間が広くなりすぎる。
ワードの段落の行間が2文字分?以上になってしまうという症状が出ました。改行の場合は、この症状はでないのが、謎でした。
これは、Windows10の問題なのか、Office365のWordの問題なのかはわかりませんが、ともかく、文章の見た目がおかしくなるので、非常に困りました。
解決方法は、
・「段落」「行と段落の間隔」をクリックして、「行間のオプション」を表示する
・「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外す
です。
ただ、これだけではすべての文書にこの作業をする必要がありますので、Wordのテンプレートで、上記の設定を行いました。
⑥エクセルの罫線が太くなりすぎる。
Windows 10に移行したのと同時に、マイクロスフとのオフィスをパッケージから 、Office365に切り替えました。
すると、エクセルの罫線の太さが太くなりすぎて(3種類ありますが、上の二つが太すぎる)、使いづらいという問題が発生しました。
エクセルの罫線は、今までは、
通常の罫線
太めの罫線
二重の罫線
を使い分けて見やすくしていました。
しかし、Office365になって、太めの罫線が太すぎるため、使えなくなってしまいました。
今のところ、回避方法が見つかっておりません。。。
⑦Beckyの添付ファイルの表示に関するトラブル
Beckyのメールの添付ファイルを開く場合に、下記のトラブルがあります。
・エクセルのセルの表示に空白がある
・PDFファイルのフォントが一部にじむ
どちらも、一度、メールの添付ファイルをローカルに保存して、保存したファイルを開くと問題はないです。ただ、どうしても一作業が発生して、業務効率が落ちるので、イラッとするところです。
⑧ワードのコピー&ペーストがうまくいかない
他の文書(例えば、ホームページ)からワード文書にコピー&ペーストをすると、元の文書の書式(フォント、行間等)を引き継ぎます。
ですので、以前は、 いったんテキストエディターにコピー&ペーストをしてから、プレーンのテキストデータをコピー&ペーストしてワード文書に貼り付けていました。そうすると、元の文書の書式を引き継がないので、ベタ打ちで入力したのと同じことになります。
しかし、Windows10 とOffice 365のワードだと、上記の方法を使っても、ペースとした文章が何らかの書式を引き継いで(フォントの種類、文字の大きさ、行間等)しまいます。しかも、元々の文書の書式ですらないので、困ったことになっています。
今のところ、回避方法は見つかっておりません。
これまで、OSについては、
Windows 95 →Windows XP
Windows 7 →Windows 10
と乗り換えてきましたが(NT、Vista、8.1への更新もしましたが、メインパソコンには導入しませんでした)、ここまで苦労したのは初めてです。いやはや。
⑨ワードの文字数の指定がうまく機能しない
ワードは、「レイアウト」「ページ設定」「文字数と行数」で文字数と行数を指定することができます。
しかし、文字数を指定しても、実際に文字数をカウントすると指定した文字数になっていない(指定した文字数に達していなくて開業されている)という事態が発生する場合があります。
再現条件は特定できていない(発生しないこともある)のですが、Windows10にするまでは、こういう症状は発生したことはなかったので、困っています。Windows10の問題なのか、Office365の問題なのかの切り分けもできていません。
⑩フォントの大きさを12ポイントにすると、Beckyの表示の際に縦筋が入る。
Beckyでフォントの大きさを11ポイントから12ポイントに変更すると、改行のところに縦の筋が入って表示されるという現象が発生します。
フォントを変えると一時期直ったのですが、また症状が復活してしまいました。
いろんなフォントを試してみましたが、11ポイントでは問題がないものの、12ポイントにすると軒並み問題が生じてしまいました。
ただ、13ポイントに変更したら問題解決できました。12ポイントがよかったのですが、やむを得ないと思います。
Note 9 購入&レビュー その2(販売業者選択編)
Note9を買うことに決めたので、次は、どの販売業者から購入するのかを決める必要があります。
私が購入を決めた時点では、国内キャリアからNote9を発売する時期が決まっていなかったので、海外から輸入することになります。
■購入先の選択肢は5個
主な選択肢として、下記の5つの販売業者を検討しました。
④日本amazon
⑤米国amazon
結論から言えば、今回はetorenで購入しました。その選択の判断の過程を説明します。
④日本amazonについては、実際に出店しているのは、①1shopmobileだったりします。④のメリットは、amazonギフト券が使えることです。雨天等で8%引くらいでamazonギフト券が購入できると、直接、販売業者から買う場合よりも安くなることが期待できます。
しかし、約1ヶ月ほど④日本amazonをチェックしましたが、直接、販売業者から購入する場合よりも、安い場面はありませんでした。
また、⑤米国amazonの価格も安くはなかったので、早々に選択肢から外れました。
となると、実質的には、選択肢は①②③です。約1ヶ月ほど価格をモニタリングしたところ、Note9の価格については、諸費用(価格、送料、輸入消費税)込みで比較すると
1shopmobile < etoren < Expansys
という傾向がありました。
また、販売業者によって、
・決済は、ドル or 円 か(ドルの場合は、決済タイミングで為替の影響あり)
・送料は含まれているか、別途か
・輸入消費税(本体価格の60%に、消費税8%)が含まれているか、別途か
・注文から配達までの時間
・保証の内容(初期不良、購入後)
・日本語対応の可否
等も違うことがわかりました。
スマホの輸入は初めてで、上記の販売業者を利用したことはいずれもなかったので、ネットのレビューで決めました。
■レビューを参考にしたブログ
レビューを参考にしたブログはこちらです。ブログ主の方々には、感謝しております。
①1shopmobile
②Etoren
保証期間内の故障についてETORENに修理申し込みをしてみた | Habitz
③expansys
■今回選択したのはEtoren
Note9に関する限り、値段(本体価格、送料、輸入消費税等の合計)が一番安かったのは、1shopmobileです。
ただ、1shopmobileについては、保険(2.5%)をかけないと、配送中の紛失がカバーされない(本当かどうか未確認)という記載もあり、やや不安に思いました。
ネットの評判は、どうしても「バイアス」がかかるため(いい評価は記載されず、悪い評価が記載される傾向。また、悪い評価も統計処理はされていないので、その1件についてのみの評価)、もちろん、これだけでは決め手にはなりません。
そこで、その他の要素も比較したところ、Etorenは、ブログを見る限りでは、保証が一番あるようで、日本語対応も可能(ただし、値段は1shopmobileよりも高め)でした。
expansysは、3社の中では値段が一番高めの傾向でしたので、選択肢から外れました。
そこで、どうするかですが、etorenは、日本円決済でした。おりしも円安時期でしたので、Etorenと1shopmobileの価格差が、3000円弱ほどしかなかったので、「安心料」と思って、Etorenで購入することを決めました。
■3連休を挟んだのに、注文から5日で到着
注文をしたのは、10月5日(金)でした。連休(土日月)を挟んで届いたのが、10月9日(火)でしたので、かなり早かったです。香港配送(fedex)でした。
10月5日の時点では、Etorenでは、SM-N9600は、
本体価格 96900円
送料 1994円
→合計98894円(価格、送料、輸入消費税含む)でした。
■購入1週間後の値下がりは、約8000円
しかし、10月11日時点では、1shopmobileでは、Note9の販売価格が769ドルとなっていました。
本体価格(送料込) 769ドル × 112.50円 =86512円
輸入消費税 本体価格 × 0.6 × 8% =4152円
→合計 90664円
となりますので、約8000円程(10%弱)、1shopmobileで購入した方が安くなっていました(10月11日時点のEtorenでは、本体価格96400円、送料1994円、合計は98394円)。
ちょっと悔しいですが、「安心料」としてはギリギリ許容できる範囲かと思っています。
この調子で値段が下がっていけば、あと1ヶ月もすれば、128GBモデルは、8万円半ばで購入できる可能性はあります。
日本のキャリアが、いくらでNote9を販売するのかはまだ発表されていませんが、Pixel3の日本での販売価格を踏まえると、11万円前後で128GBモデルを販売するかもしれません。
スマホでも、8万円半ばと11万前後のスマホでは、価格帯にだいぶ違いが出てきますので、Note9を購入する場合は、リスクはあるにせよ、輸入の方がお得であると感じられる人が多そうです。
■将来のNote9の値下がり額の下限とは
Note9の販売価格の値下がりの先行指標としてみているのは、先代モデルのNote8です。いくらNote9が安くなるといっても、Note8より安くなることはありません。
1shopmobileだと、Note8の販売価格は、569ドルです。諸費用込みで、日本円換算すると、下記のとおりです。
本体価格(送料込) 569ドル × 112.50円 =64012円
輸入消費税 本体価格 × 0.6 × 8% =3072円
→合計 67084円
いずれにしても、androidスマホは、発売してから最初の数ヶ月の値下がりはかなり激しいので、どのタイミングで購入すれば後悔が少ないのか、悩ましいところです。
Note 9 購入&レビュー その1(機種選択編)
スマホのバッテリーが完全にへたってきたので、Note 9を購入しました。そこで、簡単なレビューをしたいと思います。まずは、その1(機種選択編)です。
■iPhone XS Maxを買わずに、Note9にした理由
タブレットはずっとiPad、iPad Proを使っているのですが、スマホはAndroidを使っていました。なんと言ってもAndoroidスマホは安かったからです。ヤフオクの新古品で購入すると、Nexusだと、同等クラスのiPhoneの7掛~半額強で購入できたイメージでした。
今回は、ちょうどNote 9、Pixel 3、iPhone XS Maxの発売時期が重なったので、結構迷いました。今回の考慮要素は、主に下記の5点でした。
①価格
②ペン入力の可否
③OSのバージョンアップ期間
④性能(CPU、グラフィック、液晶、バッテリー時間、カメラ、ストレージ)
⑤日本語の音声入力環境の良さ
①価格
まず、もっとも重視したのは①価格です。iPhone XS Max(6.5インチ)の価格が、かなり高い(ノートパソコン並)のがネックでした。
64GB 124800円(税別)
256GB 141800円(税別)
512GB 164800円(税別)
CPUが同じなので、iPhone X(5.8インチ)を購入するというのもあったのですが、
64GB 112800円(税別)
256GB 129800円(税別)
512GB 152800円(税別)
値段の減少額がかなり微妙なので、決め手にはなりませんでした。
他方、Note 9も、海外での販売価格は、当初は、それなりでした。Snapdragon版 or exynos版か、128GB or 512GBかで価格は違いますがSnapdragon版、128GB版で12万前後からスタートしていました(当初1000ドルといわれていたかと記憶しています。)。
しかし、Androidスマホは、発売されると値段がどんどん下がります。私が購入した10月5日時点では、SM-N9600(SD版、128GB)で、789ドル前後(1shopmobile)になっていました。後記の理由で、1shopmobileではなく、etorenで購入したのですが、購入額は諸費用(送料、輸入消費税)込みで 98894円でした。
iPhone XS Maxでは、128GBモデルはありませんが、比較便宜上、Maxの256GBモデルで比較すると、
iPhone XS Max 約15万3000円(消費税込)
Note 9(SM-N9600) 約99000円 + マイクロSDカード(128GB)約5000円
=約10万4000円
約5万円弱の価格差があり、価格面では、Note9に軍配が上がりました。
iPhoneにもいいところはあるのですが(セキュリティや、OSバージョンアップの長さ)、さすがに価格が1.5倍というのは大きなマイナスでした。
Note9を購入するにあたっては、128GB版か、512GB版を買うか迷ったのですが(マイクロSDカードだと、耐久性や速度面でストレージ版よりも難点があるかどうか確認できず、リスクが残りました)、長時間の動画撮影を一度にすることはまずないと考え(512GBは一度には使い切れない)、128GB版(+マイクロSD運用)とすることにしました。
ちなみに、Pixel3の価格が発表されましたが、Pixel 3 XL(128GB)で、131000円と、Note9よりも、3万円強高く、選外となりました。AIをフル活用して、カメラの性能がいいという報道もありますが、カメラには特にこだわりがないので、私には響きませんでした。
②ペン入力の可否
iPhone XS MAXがApple Pencilにも対応するのではないかという噂が一時期流れましたが、結局対応しないことになりました。そのため、ペン入力についてはNote9だけの優位性となりました。
不安材料は、Note9のペン入力のレビュー記事(日本語)や動画が少なく、かつ、リアル店舗でのデモ機もないため、使い勝手の実際のところが全く分からないところでした。
最終的には、えいやでNote9を購入したわけですが、今のところ、ペン入力については特段の不満はなく(書き心地や、書くまでのタイムラグの短さ)、Note9を選んでよかったと思っています。
今まで、メモをとるときに、いろんな紙にかいたり、ノートに書いて、ノートが見つからなくなったりとロスが大きかったのですが、Note9に一元化できたら効率アップができそうです。
Sペンの動画レビューで、参考にしたものです。
そもそも、日本語サイトで、Sペンの使い方をわかりやすく解説しているページが多くはないので、こういったページで機能を「発見」する形になるかと思います。
③OSのバージョンアップ期間
OSのバージョンアップ期間については、iPhoneに軍配があがります。
Androidでは、
・そもそも、OSのバージョンアップにいつまで対応してくれるのか
・OSのバージョンアップに対応してくれるとしても、googleのバージョンアップの発表からメーカが対応するまでのタイムラグはどれくらいか
という問題が常について回ります。
バージョンアップがされないとなると(又は、バージョンアップがされてもメーカー対応が遅いと)、セキュリティ問題を抱えることになるので、困ったものです(ウィルスソフトを入れているとしても)。
やや古いですが、こんな記事があります。
この問題があるので、以前のスマホは、Nexusといったグーグルブランドを購入していました。気休めかも知れませんが、グーグルブランドであれば、タイムラグは最小化できるからです。ちなみに、タイムラグについては、スマホの製造メーカーによってはかなりかかる(半年以上)ところもあるようです。
他方、Note9は、サムソン製であり、グーグルブランドではないので、タイムラグはどうなることやらです。実際、Androidは、Android 9 Pieが8月にリリースされていますが、Note9がいつ対応するのか、おそらく年内は絶望的かと思います。
OSバージョンアップの対応期間は、Andoroidだと、機種発売から2年くらい(しかない)こともあるようです。この対応期間は、グーグルブランドのスマホであってもなくても、大きな違いは無く、かなり心許ないところがあります。Note9は、サムソンなので、何年までバージョンアップに対応してくれるのか、心配です。
例えば、以前使っていた、Nexus 6Pは、2015年9月発売でしたが、アップデート保証期間は2年(2017年9月)まででした。ただ、事実上、Andoroid8.1まではOSのアップデートを受けることはできています。Andoroid 9.0 Pieへのアップデートは、脱獄?すればできるのかもしれませんが、何ともいえません(少なくとも、10月時点でNexus 6PへのAndoroid 9.0の配信はありません。)。
他方、iPhoneだと、かなりの長期間、OSのバージョンアップに対応してくれます。実際、iOS12は、iPhone5sも対応しており(5sの発売は2013年9月)、6年前の機種でもiOS12にバージョンアップできるようになっています。この点は、アップルの圧勝となっています。もちろん、機種によるバージョンアップのタイムラグもありません。
happy-applications-maker.hatenablog.jp
最近発売された、Pixel3だと、
Pixelは、Googleの最新機能をいち早く利用できるスマートフォン。Pixel 3と3 XLいずれも、Android 9 Pieをプリインストールしており、3年間のOSとセキュリティのアップデートが保証されている。
Googleの「Pixel 3」「Pixel 3 XL」が日本発売 9万5000円〜 FeliCaも搭載 - ITmedia Mobile
とのことです。Android 9 Pieが既にインストール済みというのは、Note9にない優位性ですが、それ以外の機能と価格のバランスを考えると、Note9ではなくPixel 3を購入するという判断にはなりませんでした。
④性能(CPU、グラフィック、液晶、バッテリー時間、カメラ、ストレージ)
性能については、液晶、カメラ、ストレージは、iPhoneとNote9は、同等な感じです。プロがみれば違うのかもしれませんが、素人が扱う体感レベルでは、大差はなさそうです。
他方、CPU、グラフィックは、iPhone XS Maxの方がNote9よりも、優れているイメージです。ただ、これも、スペック差が体感まで影響するかどうかと言うと微妙です。
まず、CPU・グラフィックは、iPhone XS Maxの圧勝です。ベンチマークを見る限り、Note9のCPU、グラフィック性能は、iPhoneの方が、Note9の20%程早そうです。
Note9(Exynos 9810)Antutu 246442
ちなみに、私が購入したNote9はSnapdoragon版(SM-N9600)ですが、Antutuのスコアは、281659でした。
ですので、iPhone XS Maxの方が約20%程スコアがいいことになります。
他にも、マルチコアの比較や、シングルコアの比較もありますが、概ね、iPhone XS Maxの方が性能がよい結果です。また、iPhone XS MAXは、機械学習用のチップが搭載され、それがカメラ等の機能に反映されているみたいなリリースがされていますが、こちらも機能は未知数です。これから、対応するアプリが増えていくのかも知れません。
Note9は、一世代前のiPhone Xにすらベンチマークでは劣っているので、何だかな~というところです。これは、Note9というよりは、Snapdragon945の性能の問題(またはリリース時期)かとは思います。
操作の体感として、一番わかりやすいのは操作の「ぬるぬる」感です。
ところで、Androidの場合、「開発者向けオプション」で画面遷移のアニメーションのスピードを変えることができますので、こちらで見かけ上の「体感」スピードを上げることができます。お恥ずかしながら、このことに最近気がつきました(苦笑)。
実際、アニメーションを「オフ」にすると、「体感」スピードはかなり上がりました。この方法は知らなかったので、今まで何だったのかと思っています(苦笑)。
バッテリー時間については、どちらが長持ちするのか、諸説があってよく分かりません。
このレビュー記事だと、Note9の方がバッテリーの持ちがよいとあります。
iPhone XS and XS Max Battery Life: The Results Are In
iPhone XS Max 10:38
Note9 11:26
こちらの動画だと、iPhone XS Maxの方がNote9よりもバッテリーの持ちはいいです。
バッテリー容量が、 3174mAhしかないiPhone XS Maxと、4000mAhも容量があるのに、圧勝できないNote9をみると、iPhoneの新しいチップの消費電力あたりの性能はかなりいいものと思われます。
⑤日本語の音声入力環境の良さ
日本語の音声入力については、勝間和代さんの下記のブログをみて、自分なりに、アップル環境とwindows環境で試してみました。
普段使っているマイクロソフトのWord、メッセンジャー等の他のアプリとの連携性や、音声認識の精度・入力のしやすさ等を考えると、現時点では、Android + google音声認識 + Voice Input 環境がいちばん最適でした。
ですので、日本語音声入力環境を考えると、Andoroidに優位性があります。
■結論:Note9にした決め手は、価格とペン入力と日本語音声入力環境
結局のところ、Note9にした決め手は、①価格の安さ、②ペン入力ができること、⑤日本語音声入力環境の良さ、でした。
OSの対応期間の短さやタイムラグについては、そこそこマイナスだったのですが、価格が相対的にかなり安く、他の機能は一長一短でしたので、Note9に決めた次第です。
Thinkpad X1 Extreme 購入
Thinkpad X1 Extremeで、「4K+マルチタッチ」液晶が選択できるようになったので、Premium Club経由で購入しました。約32%オフで購入できました。年末まで待てば、クーポンで40%台のオフもありえるかもしれませんが、そこは勢いで、今、購入してしまいました(苦笑)。
Thinkpadは、これで10数台目?かと思いますが、今までメインで使っていたのは、Tシリーズの15インチモデルでした。X1 Carbonが発売されてからは、無印、yogaシリーズも含めて、4台ほど買ってはみましたが、液晶が14インチであるのがネックで、母艦としては使っていませんでした。
ただ、Tシリーズは2kg半ばと重いため、年をとってくると負荷がきついので、X1シリーズの軽さが魅力的でした。この度、15インチのX1シリーズがようやく発売されたので購入した次第です。
品薄の「4K+マルチタッチ」液晶で発注したので、納期がいつになるのか(表示では1ヶ月待ち)何ともいえないところです。X1 Extremeは、「X1サイズでP52を実現」というのが売り文句のようですが、その代わりバッテリーはそれほどは持たないようです。
個人的には、HではなくUシリーズのCPUを搭載してもらえれば、この大容量バッテリーとあわせれば、モバイルで、超長時間のバッテリーライフが実現できたと思うと、少し残念ではあります。ビジネス用途ですので、パワーはほどほどでいいので、Uシリーズで十分だからです。
あと、冷却負担が軽くなれば、もっと軽く出来たのではないか(X1 Carbonは、14.0インチで1.13kg、X1 Extremeは、15.6インチで1.84kg(4Kの場合。FHDだと1.71kg)と思うからです。液晶が大きくなると、重さも面積比(二乗)又は体積比(三乗)で大きくなるのでしょうけれど、X1 Carbonの方が同一体積あたりの重さが軽そうだからです。X1 Extremeの熱処理の関係での重量アップかとは思いますが。
ただ、気休め程度ですが、SSDについては、標準のPCIe(NVMe)ではなく、SATA方式のものに変えて購入しました。ベンチマークでは、PCIe(NVMe)の方がSATAよりも4~5倍速いですし、同一のドライブ内のコピーや、アドビ系のソフトを使う際には、体感速度は変わるかと思います。ただ、ビジネス用途では大勢に影響がないのと、PCIe(NVMe)だと放熱がすごくて、バッテリー持ちに影響するのではないかと思い、SATAにすることにしました。PCIe(NVMe)とSATAでのバッテリー持ちの比較のレビューがあれば参考にしたのですが、見つかりませんでしたので、人柱ですかね(苦笑)。